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小池アミイゴ

塩釜水産物仲卸市場北口の壁画

宮城県塩竈市の塩釜水産物仲卸市場北口の鉄扉に描いた、千賀の浦(松島湾)の風景です。震災で津波被害に遭った仲卸市場ですが、震災から10年経ったところで運営を大きく若返らせ、斬新なアイデアを投下し再生を図っています。今回の壁画制作は、そんな若い運営スタッフと塩竈市立杉村惇美術館や塩釜のアートの拠点ビルド・フルーガスを運営する高田綾さんの企画により、まずは南側の扉に、アーティストと子どもたちとのコラボで壁画を作成。子どもたちを巻き込むことで、市場関係者へのアートプロジェクトへの理解を深めた後、ボクを呼び込んでくれたという、実に素晴らしいプロセスを踏んでの実現。壁画制作中に市場のみなさんからかけられる温かな言葉、うれしかったなあ〜。作業時間が市場が閉まる午後13時からと限られた中、5泊の滞在で一気に仕上げた絵。海がアイデンティティだが海に困難を突きつけられた街にひとつ貢献出来たこと、次に繋げます!

クライアント名 : ビルド・フルーガス

関連サイト : 小池アミイゴブログ

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