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小池アミイゴ

フリッツ・アートセンター

2025

広告新聞で日曜日が5回ある月連載の「ぐんまへのラブレター」、3月は群馬の前橋の敷島のフリッツ・アートセンターを描き、この場所への恋心を綴っております。小見さんという美意識の持ち主が、敷島の地でアートや生活に纏わる拠点を創り始めて40年。1990年代初頭には、主に子どものを本を中心とした本屋を設立。ボクは,きっと1994年のどこかで妹に連れられてここを訪れ、絵本「ちいさいおうち」の印刷の綺麗な海外版を購入しました。その前年に火事で実家を失い、家族のケアの必要もあって群馬に拠点を置いていた時のことです。その2年前、1992年に初めて絵本を出したボクは、あらためて自分のアイデンテティについて考えていた時でもありました。そんな時に子どものころ大好きだった絵本「ちいさいおうち」に群馬の前橋で再会したことで、今につながる創作の2歩目を踏み出せたんじゃないかなと。その30年後の今、フリッツ・アートセンターで展覧会を開催しているボクは、セツモードセミナーで絵を描き始めた頃のタッチで、この美意識も場所を描いてみました。ここ数年アートによる街の再生が進む前橋市ですが、みなさんぜひ前橋の郊外の敷島まで足を伸ばしてみてくださいね〜

クライアント名 : 広告新聞

関連サイト : 広告新聞インスタグラム

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