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2023
宮沢賢治『チュウリップの幻術』より 350x200 画用紙、インク、アクリル絵の具 「あの花の盃の中からぎらぎら光ってすきとおる蒸気が丁度水へ砂糖を溶した ときのようにユラユラユラユラ空へ昇って行くでしょう。」 「おお、湧きあがる、湧きあがる、花の盃をあふれてひろがり湧きあがりひろ がりひろがりもう青ぞらも光の波なみで一ぱいです。」 五月のひるすぎ、チュウリップの光の酒に酔う園丁と洋傘直しが見た光の波。 印象的な情景表現の言葉たちを元に描きました。