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2023.10.17

第18回TIS公募「日本印刷産業連合会会長賞」の勝倉大和さんが受賞からお仕事へ

第18回TIS公募企業特別賞のひとつである「日本印刷産業連合会会長賞」を受賞された勝倉大和さんが、そのご縁で2023年印刷文化典の広告のメインビジュアルを担当されました。

2023年印刷文化典メインビジュアル
新聞に掲載された広告
2023年印刷文化典メインビジュアルの元絵
今回のために描き下ろされた作品

○勝倉大和さんからのコメント<日本印刷産業連合会様とのお仕事について>

初めまして、イラストレーターの勝倉大和と申します。

今回の広告のお仕事が、私にとって、企業様との最初のお仕事となりました。
今まで数々の公募に挑戦してきましたが私の場合は直接お仕事に繋がった経験が無かったのもあり、一番最初、TISの事務局ご担当者様から頂いたメールにてご依頼のお声かけを頂いたときは全身に鳥肌が立つほど嬉しかったです。何回もメールを読み返しました。

契約書を交わす時や先方との打ち合わせ等、先輩イラストレーター様達はこうやって仕事をしていたんだなと噛み締めながら行っていました。

メールのやり取りなどもほとんどした事が無かった為、図書館で「ビジネスメールの書き方」の本を借りて見様見真似で書きコミュニケーションをさせて頂きました。

Zoomでの打ち合わせもほぼ初めてアプリを使った為、分からない事だらけで、特に音声、映像切り替え等、先方様に教えて頂きながら行いました。

イラストのイメージは、出来上がった完成のイラスト文字は「印」という字ですが、最初は「変化」「創造」「挑戦」という文字でご依頼があり、日本印刷連合会のご担当者様、デザイナー様、ライター様、と一緒にイメージを擦り合わせながら、徐々に作り上げていきました。色々なアイディアが飛び交い、リアルタイムでラフを描き、それを見て頂きながら作れた時間がとても楽しかったです。
 
作成したラフ案


希望に寄り添えているか不安でもありましたが、私一人では思いつかないような発想が多々あり、イラストを一緒に作っている事でワクワクしながら制作する事ができました。

イラストを描いて誰かの役に立つ、という経験をさせて頂き、関係者の皆様にとても感謝しております。これからのイラストレーターとしての生き方に自信を下さいました。数々の先輩イラストレーター様の様になれるように頑張っていきます。
 
勝倉大和