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2017.01.31
作品をアップしました
新聞小説「淳子のてっぺん」終盤あたりをメインに少し作品をアップしました。
文字の中から人物を描き出すということをしていると、ほんの時たま、自分の描いた絵でその人物に魂が宿ることがあります。
特別な描写のない脇役などに鉛筆や絵の具で姿を与えていくと、それまでただの「文字」だったものがなんだか生き生きと動き出す。自分の中で。
この人はこういう人だからきっとこんな時はこんな表情をするだろうな、こんな服や持ち物を選ぶだろうな。
そういう時、おお、自分もまんざらじゃないのかも?と絵を描くことにほのかな満足を覚えたりするのです。
このおっちゃんたちは、エベレストに登った時の読売新聞と日本テレビのカメラマンなのですが、実際の写真を後で拝見すると全然違う人でした。