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158人の漱石 ひゃくごじゅうはちにんのそうせき
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村井和章

「迷羊(ストレイ・シープ)と繰り返した。」 このフレーズで小説が終わる。三四郎と美穪子の心情のように人は迷う羊である。引越し手伝いの2階の暗闇で二人の顔が一尺許(ばか)りの距離に、雨戸を開けると強い日が眩しい。その空に羊雲が千切れ、迷い飛んで行く。

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158人の漱石 : 「迷羊」

「迷羊」