Shigehisa Kitatani
北谷しげひさ

絵本『 マーリン村のどうぶつたち 』の全ページ画像を新しい写真でアップしました。

『 マアリン村のどうぶつたち 』は 『 世界絵本原画展 』が開催された時に 招待作家としてオリジナルで制作し 原画展と同時に出版した絵本です。 森に暮らしている動物たちを主人公に 本当に幸せなことってなんだろう というコンセプトで制作しました。 文とデザインは、高橋潤子です。 この絵本のオファーがあってから 軽井沢の森の中のホテルに宿泊して ブレーンストーミングをしながら アイデアをまとめました。 絵の表現方法としては マティスの線画に憧れていて モノトーンが気に入っていた時期で 彩色をせずに、絵本の全ページを 特色の淡いベージュをバックに あえてモノクロの線画のみで 制作することにしました。 『 世界絵本原画展 』という 展覧会の開催が主目的だったので 出版社的な採算を度外視して 話の展開が盛り上がっていくシーンを 贅沢にも、両観音開きにし 建設の象徴であるキャタピラーの痕跡を エンボスで表現したりしました。 用紙にも、かなりこだわっていて キロ数の高いアラベールにするなど 理解のあるキュレーターと一緒に 自由に編集し、制作しました。 また、テキストを英訳して バイリンガルで同じ紙面に併記して お洒落な絵本に仕上げました。 題名の『 マアリン 』の由来は 僕たちが、子育て真っ最中の頃で 2人の息子の名前、長男のマア君と 次男のリンちゃんから名付けた 親バカちゃんりんな絵本です。 ( Facebookより )

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