東京イラストレーターズ・ソサエティ - Tokyo Illustrators Society

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木村桂子 きむらけいこ

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Bruce Weber

2013.11.18

今回は、お宅訪問ではなく、単にお会いしたというお話。http://www.filmforum.org/movies/more/bruce_weber#nowplaying

上記のようにNYにある映画館 FILM FORUMにて2013年11月15日よりブルース・ウェーバーフェスティバルが開催。ご本人も登場して観客とQ&Aも行われた。日本では写真家としては有名だけれど、映画監督としては意外と知られていないかも。何本かドキュメンタリー作品があります。私が見たのはジャズトランぺッター・シンガーのチェット・ベイカーを取り上げた"Let's Get Lost"。同名に彼のヴォーカルがある。

25年前のドキュメンタリーでチェットが死ぬ前年に撮られたもの。2時間のモノクローム長尺。

昔のガールフレンド2人と3回の結婚のうちの一人と子供達、チェットの母、友人などが登場しコメントする。当時のミュージッククリップなどは入っているがなぜか同業のジャズマンのコメントは出て来ない。全体にクローズアップの多様とレファレンスもそれと同列に動き回るカメラワークは迫力。若いチェットの美貌と現在のチェットの顔に深く刻まれた皺のコントラスト。「もうみんな死んじゃった」と共にプレイした往年のジャズマン達の名前が次々と語られる。恐らくは孤独な天才達が唯一奇跡的に同じ時代を共有した幸福だけを胸に、強烈な孤独の中しかしチェットの言葉はどこまでもスウィートアンドソフト。彼のプレイとヴォーカルも満載の彼への愛に溢れた秀作でした。さて、ブルース本人はパパヘミングウェイを彷彿とさせる風貌。語り口も優しいナイスガイ。英語表現で言えば"Down to earth"な好人物。映画鑑賞の後、トライベッカにあるレストランでの夕食の宴にご招待頂きましたが残念ながら私の英語力のなさでほとんど会話はできませんでした。映画エディターのアンジェロ、なんとUSヴォーグのクリエイティブディレクター赤毛の髪も迫力なグレイス・コデントン、ブルースの強力なパートナー、ナン・ブッシュにもご挨拶させていただきました!またまた、そうやって私のミーハーな夜は更けてゆくのでした。photo by Bruce Goldstein

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