東京イラストレーターズ・ソサエティ - Tokyo Illustrators Society

波多野光さんの仕事「果物のごはん、果物のおかず」(村田善子)

2013.12.02

  • この仕事、好きだなぁ

『果物のごはん、果物のおかず』フルタヨウコ著


果物のレシピ本。

はっきりいって、あまり馴染みが無い果物を使った料理。どうなんだろう?実際どうだろう?実際、作るのかな??と思って本を手に取り、開く。

開くと先ず出てくるのが「金柑塩豚」の絵。

含みがあって文学的な雰囲気も感じるいい絵だなーと、あっという間に心をつかまれました。


この料理本はレシピの写真と共に波多野光さんの瑞々しい果物の絵が所々にちりばめられています。林檎に桃、梨に柿と・・。まるごとポコッと潔い果物の絵がポイントになって進んでいくのです。

私のように、果物の料理という物にどこかそわそわと不安をおぼえる人を予定してだか、波多野さんの絵がこの本の重石になって、どっしりと淡々と読者側に寄り添ってくれている気がします。あ~こういう仕事って意味があるな、素敵な仕事だな~

波多野さんとはお会いしても、なかなか仕事についての話しにはならずに、ついつい世間話やら雑談やらをしてしまう、とても気さくな方。どう描くか?とか、個性って?とかはあまり考えない、絵を描く人の環境、生活している感じがおのずと滲み出てくるものだからねー!と話していた事が印象的でした。波多野さんらしくて、気持ちのいい納得の言葉だな、と思いました。

幅広くお仕事されている波多野さんですが、今年の夏には切手の絵を担当されました。「秋の野菜とくだもの」の切手です。さらには、来年の2014年春頃には「夏の野菜とくだもの」の切手も発売される予定。今後、春と冬のも予定しているそうですし。なんとも羨ましく、そして楽しみです。 http://h-hikaru.com

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